reverence requiem

ざわめきを堪えて 隠した胸の奥
問いかけは何処へと 投げればいいのか
繰り返す苦渋に 歪めて映された
鏡越しの偶像 その笑顔は誰?

鳴りやまぬあの日の歌が 思い出を辿るように
忘れかけてた大事なもの 伝えた

真実より現実より きっと信じたいこと
惑わされない 戦う意味 強く抱きしめて
振りかざしたこの手にもう 何も残らなくても
遥か遠く届くように 響かせるように 奏でる旋律

孤独を演じても そのたび虚しくて
消せない寂しさに 嘘はつけなくて

口ずさむわたしの歌を いつでも嬉しそうに
聴いてた頃の 面影ずっと変わらず

永遠より運命より もっと確かな想い
何者にも縛られない 尊き魂
誇り高きその心に そっと手向けるために
贈るそれは 安らぐよう 祈るレクイエム

戻れるなら帰れるなら 他愛無いあの時へ
叶いはしない夢としても 色褪せないでと

真実より現実より きっと信じたいこと
惑わされない 戦う意味 強く抱きしめて
振りかざしたこの手にもう 何も残らなくても
遥か遠く届くように 響かせるように 奏でる旋律
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