るるる

夕暮れに染まる鳥の群れ 寄せる波泡になり消える
やがてくる闇の静けさに さらわれてしまわぬよう

言葉よりも そばにいるから

ささやかに捧げる子守唄 寄り添うだけの赤い芍薬
るるる 咲いて
迷い見失いそうな心 月ひとつの窓に歌うから
るるるる 眠れ

滲むよな夜の足音に 逃げだした流れ星ひとつ
その笑顔 すりぬける風に 壊されてしまわぬよう

言葉だけじゃ 愛に足りない

てのひらで奏でる子守唄 みつめているわ赤い芍薬
るるる 咲いて
行き場のないため息の夜は あなたのためだけに咲くのでしょう
るるるる 眠れ

凪の光 満ちる時まで

ささやかに捧げる子守唄 歌うようだわ赤い芍薬
るるる 咲いて
迷い見失いそうな心 寄り添いながらただ咲くのでしょう
るるるる るるる
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