ふたりの宇宙

春の日差し たわむれてる
わたしを見つけて

つぼみのまま 風に揺れる
鼓動をせかして

初めて 出逢った季節(とき)
感じていた予感よ

とどけとどけ れんげの川原へ
“あなたをあいしてる”

冗談だろう 笑いながら
背中をたたいて

自分らしく 背伸びしないで
歩いて行きたい

今日まで ありふれてた
街の夕陽 まぶしい

回る回る ふたりの宇宙は
星座を灯(とも)してる

とどけとどけ れんげの川原へ
“あなたをあいしてる”
×