fossil

くたびれたパッセンジャー
まだ続いてく旅路は遠く
それは果てしなく見えるでしょう
手探りで描いた 不器用な未来図
何度も木霊するコーリング
「ハロー」「ハロー」

気づけば僕ら皆
交わっていくことで 傷つくばかり
頭で分かっていたって
愛を唄っている 獣

踏み出す一歩 宵闇の中
震える鼓動 伸ばす左手
巡り巡る ただ無愛想な日々も
連なる声が 照らす足跡
臆病思考の錆びついた その扉を
いま 開けるから

目覚ましのメッセンジャーから
転げ出すアンモライトひとつ
鈍く光って すぐに消えた

いつしか僕はまた
間違っていくことに 怯えるばかり
スタートアウト イメージしては
独りよがる はぐれ者

進み出す日常 朝焼けの紅
奏でるコード 日々をつないで
巡り巡る 無味乾燥な季節も
響き合う声が 彩るユニバース
冴えない自前のメロディすら もう一度
輝けるから

時には僕ら皆
そう 身勝手しても許し合えるからさ
いつだって肝心なのは
強く不確かな 灯り

踏み出す一歩 宵闇の中
高鳴る鼓動 つながる右手
巡り巡る ただ無愛想な日々も
連なる声と 迷わず進め
想像以上を繰り返す この世界で
いま 叫ぶから

超えて世界を 往け
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