なみだ裏町おとこ町

ふるい演歌を 背中で聴けば
心むかしに 舞いもどる
どんな暮らしを してるやら
好きで別れた あの女
泣かせるぜ 泣かせるぜ
なみだ裏町 おとこ町

すぎた昭和が 赤ちょうちんの
ゆれる灯りに また浮かぶ
壁のしみさえ ぼんやりと
酔えばお前の 顔になる
せつないぜ せつないぜ
なみだ裏町 おとこ町

今度生まれて 来る日はきっと
お前離さず 生きてゆく
すさむ心の すき間風
酒でふさいで ただひとり
泣かせるぜ 泣かせるぜ
なみだ裏町 おとこ町
×