つばめ

恐れないふりをしては憧れてたあの手のひら
もどかしい声に住んだカタツムリに私はいない

私の変なこころ 胸を張って歩けるまでは
土の香りをひとりかいではしる傘の中で

なぐさめてくれよ雨よ
太陽 きみのうしろ姿
どこかでもう一度、
会える気がしていたの

乾いた春の夜にやすんでいた涙は起きて
土の上に冷めない口づけをした
ベイビー アフター サッド

つばめは通りをぬけて
悲しみさえも
風に変え

なぐさめてくれよ雨よ
太陽 君のうしろ姿
どこかでもう一度
わたしのまま窓をあけてゆくの
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