夏のビードロ☆シンフォニー

思ったより大袈裟になった夏休み
浮ついてる風の色になんだかドキドキして
片っぽだけ脱げたサンダルを笑って
胸の奥で少しずつ湧き上がった Show me

なにげない仕草にぬくもりを感じたら
「暑くない?」と聞く彼の頬をつねりたいけど

濡れたプールサイドであなたが
見上げた蒼と透明になる
少し灼けた背中 閉じ込めていたいよ
光る水面に映る大空
ビードロみたい恋を透かした
風が吹いて落ちてった
肩の雫の中にある夏のセオリー

どれくらい行列ができるかな
たまに心配性な私たち それでも連れて行って
カラフルな浴衣の中にまぎれた
私の手を優しく引いてくれた Boy

夏草が奏でる ポロシャツの交響曲
汗を浮かべたあなたの腕に絡みついたの

揺れる風鈴の音を聞いたら
薫るあなたがそよ風になる
アスファルトの上で溶けだしてしまいそう
古いバス停を見つけたら
落書きだらけ恋を願った
壁の相合傘に少しよろけた
虹の橋 描き足したい

ガラス細工のよう
輝いた二人

濡れたプールサイドであなたが
見上げた蒼と透明になる
赤く灼けた背中 抱きついてキスしよう
光る水面に映る大空
ビードロみたい恋を透かした
風が吹いて落ちてった
肩の雫の中にある二つの虹
溶けちゃいそう Hold me!!
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