サンクチュアリ

誰知らない君だけ 僕はそれを求め
誰の目にも触れない 立ち入れない場所へ
いざなって

今更新しい風なんて吹かない
子供騙しのレプリカ
欲望にすべてを見張られた檻さ
闇を失った ひとのあわれ

果てしない問いかけと 限りない疑いばかりが
絶えず頭の中を巡って 叫びたくなる

誰も知らない君だけ 僕はそれを求め
この世でまだ僕しか 立ち入れない場所へ
いざなって

心が惹かれない 身体が求めない
ひどく味気ない どれもが
いつだって麗しい 君の身のこなし
目の覚めるような 目映い肌

果てしないざわめきと 執拗なリフレインばかりで
食傷気味の僕に相応しい 孤独を与えて

何故か何度も 夢に見るんだ
息もできずに 深い水の中
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