琥珀色の悲しみ

さりげなく扉(ドア)に
近づく 足音
今夜も私は 待ち疲れてる

女は 時には
体で 答える
少しのぬくもり 欲しいだけで

琥珀色のグラス
テーブルに たおれて
したたり落ちる 儚(はかな)い悲しみ

やさしさも 愛しさも
あなたの腕の中
ふたり 果てる時まで

時間に 追われて
通りすぎていく
束の間の夢に 遊ばれて

窓から流れる
冷たい風に
涙も乾いて 心も冷える

琥珀色のグラス
テーブルに たおれて
したたり落ちる 儚い悲しみ

やさしさも 愛しさも
あなたの腕の中
ふたり 堕ちていくまで
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