遥か

変わらない世界がもしもあるとするならば
今 僕らは何を見てるだろう
変わりゆく君が見つめてる先を
ねえ 教えて 教えてよ ねえ

春の風が頬を撫でて通り過ぎてく
握った手は少し震えた
歩き出す僕らの流れ着く場所を
ねえ 聞かせて 聞かせてよ ねえ

遥か あの遥か遠くへ
君とふたりでどこまで行けるだろう
遥か あの遥か まだ見ぬ自由へと

旅立ちの訪れ 別々の道を行く
見慣れた街は沈んで消えた
離れてくふたりの辿り着く場所を
ねえ 聞かせて 聞かせてよ ねえ

遥か あの遥か遠くへ
僕ひとりでどこまで行けるだろう
遥か あの遥か まだ見ぬ自由へと

旅路の果てに
自ら孤独の淵に立ち
見つめる先が君だと知る
変わることの出来ない僕を
戻れないどこかへと連れてってくれないか

遥か あの遥か遠くへ
君とふたりでどこまで行けるだろう
遥か あの遥か まだ見ぬ自由へと

変わらない世界がもしもあるとするならば
今 僕らは何を見てるだろう
変わりゆく君が見つめてる先を
ねえ 教えて 教えてよ ねえ
×