君のいない夜

置きっぱのマグカップ そろそろ片づけなきゃダメだな
君の好きな香り まだ部屋に漂ってる

いつかくるお別れを想像して怯えていた
弱虫な僕からの君に向けた歌

君のいない夜 少し広いベットから見上げた
何もない天井を眺めながら 溜息交じりで歌う

「君がいるなら 他のすべて失ってもいい」
優しさと危うさを混ぜ合わせた
セピア色の夢を見る

積まれたアルバムの 埃をはたいて並べてく
窓の外側に 朝焼けが顔を出した

思い出の数だけ 傷は癒えていく

「君がいるから 僕は僕でいられる気がする」
もらった温もりを確かめながら
心の声を歌うよ

君のいない夜 少し広いベットから見上げた
何もない天井を眺めながら 溜息交じりで歌う

「君がいるなら 他のすべて失ってもいい」
優しさと危うさを混ぜ合わせた
セピア色の夢を見る

君のいない夜が明ける
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