JM

疲れ果てて 動かなくなった
ボロボロの僕たちは
タクシーの 白いレースの シートの夢を見る

誰もいない交差点で ワザと倒れ込んで

いつの間にか 僕たちは
踊り方を忘れて
大切なモノが他に あるようなフリして

君の名前ですら 思い出さないようにして

夜明けを待つのは 嫌だから
僕らは迎えに行こう

疲れた体を引きずって
下手くそな踊り方で
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