星のない空

あらそいのなかで 許した罪と罰
後悔しないよ 今更泣けないから

ポケットの奥で 凍える指先と 頼りない白い息
遠ざかる君のほうへと 彷徨ってる

星のないこの空 泳ぐには暗すぎる
進めない 探せない もうさよなら
聞かせてその声 夜が終わる前に
優しく 満ちてくときの中で

気付かないフリで 心を隠した
弱さは見せない 今更戻れないから

残酷に進む 時計の針に 早くなってく鼓動
つぶれた声枯らして 叫んだけど

君へと伸ばした 両手が宙をかく
届かない 触れない もうさよなら
聞かせてその声 僕が終わる前に
優しく 抱いた夢のように

空に描いた君の言葉 何度もなぞった
汚れてボロボロになった この手を振った
ねえ気づいてよ そう笑ってる
君にもう一度触れたいだけ

星のないこの空 泳ぐには暗すぎる
進めない 探せない もうさよなら
聞かせてその声 夜が終わる前に
優しく 満ちてくとき
光った月の下で
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