SNOW IN THE PARK

凍り始めてる 雪のあとの
人気のない街 公園のフェンス
息をはずませて走る人の 影も白く

恋をしてる日は 不安すぎて
逃げ出したくなる こともあったのに
それが誤解でも あやまちでも
今は なつかしい

誰かをまだ愛せないで
そのことさえ認めないで
こんなに静かな日を ずっと歩くの?

いつもは忘れて いられるのに
頬が冷たい

自分がよくわからないで
そのことさえ気づかないで
今ごろ悪く思う ひとりになってみて

降り出した雪に 凍えながら
春を待っている すべてのいのちが
暖かくなれば 誰かにまた
心 開けるはず 空を見上げよう
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