恋のうた

ふたりの恋の跡のこる この場所で
あなたに逢いたくて また涙がでた

流浪の哀しみ 知った日は
愛されていた記憶だけ
いつまでも信じた

悲しいことばの すきまにある
優しさに気がつかなければ
君を想う夜をひとつ
雪の空にかくせたの?

ただひとつかなうなら
わたしをもう一度 だきしめて

わるいところはぜんぶ直せるようにと
あなたの好きになった あの娘になりたい

名もない花との約束は
すれちがってゆく予感には
気づかないふりした

悲しいことばの すきまにある
優しさに気がつかなければ
街の中に残る影も
ひとつひとつ 忘れるのに

ただひとつかなうなら
わたしをもう一度 だきしめて

最後の笑顔は 最後の雪は
涙あふれて見えなかった
きみがくれた指輪だけが
春をさがして 消えるけど

ただひとつかなうなら
わたしともう一度恋をして

だれにも言えない恋のうた

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