ありがとうの唄

幼かった私を懐かしく思うよ
いつも味方でいてくれてた あなたを傷つけたね

当たり前のことは後回しにしてた
涙に変わっていくその前に 優しく笑ってほしい

大人になれたはずの胸はひどく痛んで
後悔は雨のように降り注ぐけど

「ありがとう」のたった五文字が言えないまま時は流れ
今ただ想うことは 大切なあなたのこと
さよなら
季節は足音も立てず二人をどこへ連れて行くの
伝えたい 言えなかった気持ちを歌に代えて

どんな私だって支えてくれたから
今度は私があなたを護ってあげる番だよ

いつでも言える気がしてた あれもこれもきりがなくて
もっと早く素直になれたらよかったのかな

「ごめんね」のたった四文字が言えないまま時は流れ
今ただ想うことは 大切なあなたのこと

「ありがとう」のたった五文字が言えなかった私とあなたから
忘れ去られた あの笑顔をもう一度 もう一度

「ありがとう」のたった五文字を伝えたくて 唄っているよ
もし願いが叶うなら あなたが聴いてほしい
さよなら
過ぎ去りし愛しき日々よ 初めまして新しい日々よ
伝えたい 言えなかった気持ちを今あなたに

伝えたい 言えなかった『ありがとうの唄』を
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