国分寺小唄

通りすがりの 電車から
降りて見しゃんせ 国分寺
花も実もある あなたなら
一目惚れする 夢の街
サテ 国分寺

今も昔も かわりゃせぬ
人の情けと お月さま
あなた誰待つ 一葉(ひとは)松
わたしゃいとしい あなた待つ
サテ 国分寺

一目見たとき 好きになり
嫁に来ました 国分寺
妻と言われる しあわせの
胸が燃えます このわたし
サテ 国分寺

逢って別れて いるうちに
いつの間(ま)にやら 恋ケ窪
若い二人の まごころが
花と咲きます パラダイス
サテ 国分寺

噂ばなしを たてられて
うれしはづかし 国分寺
昼の日中(ひなか)に よりそって
風にゆれてる アドバルーン
サテ 国分寺
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