ジュリエット

ジュリエット 光のシャワーに
黄金色(きんいろ)の肌を洗わせて眠れ

ジュリエット 心の津波に
喉走る酒が 拍車をかけるよ

砂も灼けつく夏さ
むきだしの愛を 見せつけてやれ

ジュリエット髪を水で梳き
逆光をまとう妖精のようだ

ジュリエット 水着をほどいた
背中は海原 ぼくは沈んでく

時も焦げつく夏さ
絡めあう指に永遠がある
×