紫陽花

淡くぼやけてく恋の色
透き通る夜明けの風靡かせ
もう二度と咲くことない花よ
貴方の知らぬまに散ってしまった

通り過ぎてゆく人混みで
振り返っても私呼ぶ声はなく
ただビルの隙間見える
大きな三日月だけが今
私の心を全て
見つけ泣いた
声あげて今泣いた 泣いた

もうすぐこの季節が終わると
告げる様に囁く鳥達の歌
貴方と聴いていたあの曲も
いつの間にか忘れてるメロディー

5月の雨ほのかに香る
あの日の二人
そっと息をしまった
青く染まり始めてる紫陽花の花びらの様に
今私は私らしく生きてます
空見上げて
さよなら さよなら
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