ウタカタ

他愛もない 物語聞かせて よく晴れた青い空 町を出るの
走り出した 列車戻れないけど あふれ出す何かが 後押しする

流れる光 目でたどりながら 長いトンネルを すべりぬけて

あと少し 何もかも 思い出せそうで (柔らかな青 離れても遠く)
ほどけるように 呼び覚ます (繋がってるの わかるから)
優しいラブソング (不思議な世界 出会えたこと全部)
何もかも忘れてない 私が居る不思議 (花びらが そう踊るよう)
ベルベットみたいな 花びらの感触を

ゆうべ見た夢の続きみたい 手渡された 痛みにいつも
少しだけ 顔をしかめながら 川沿いを走るんだ

水面の色は 不思議に深い 緑色 耳澄ます
この胸が 高鳴るときは はじまりが呼ぶからだ

あと少し 何もかも 思い出せそうで (柔らかな青 離れても遠く)
ほどけるように 呼び覚ます (呼ぶ声は そう聞こえるの)
優しいラブソング (不思議な世界 夢のような)
何もかも忘れてない 私が居る不思議 (うたかたのように消えていく)
ベルベットみたいな 花びらの感触を
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