よみがえれ

いわゆる午後の昼下がり
日なたがそっと誘ってる
木陰でそうね ひと休み
すべてのかたちあらわれて

それともそんな気分じゃないほど
闇にかこまれて

となりの窓からあの歌が
少女の声とやってくる
たぶん彼女はその歌に
自分だけの光探してる

瞳の奥底に
通り雨きたら
やがて風とともに
ひらめきが頬に

失くした心に咲く花
よみがえれ
さよなら二度と戻らない
瞬間よ
君と見たあの夏の夜空よ

鏡の中に閉じ込めた
昨日の顔になにを見た
ひとみしりな性格は
優しい食事でスタンバイ

いいかけた言葉に
低気圧きても
やがて虹とともに
きらめきが頬に

失くした心に咲く花
よみがえれ
さよなら二度と戻らない
瞬間よ
君と見たあの夏の夜空よ
最後に笑顔をくれた日よ
さよなら
心に咲く花
よみがえれ
想い出に灯火は生まれる
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