こっちこい

こっちこい

調子はどうだい? 聞くまでも無いよな
その顔見れば何だって分かる
どうしようもないくらい
泥だらけの靴もオーライ
行っておいで そのまんまでいいよ

花びら舞う 無邪気に追う
歩幅合わせ歩く城公園
ほろ酔いになれば涙もろい
にじむ姿焼きつけ
見上げた空

ほんまちっちゃい背中に
でっかいカバン
頼もしくなっていくなだんだん
ずっと子供でいてほしいなんて思っちまうよな
ダメなパパ
何でもかんでもやってみよう七転八倒
くり返しいこう
心配はないぞ お前なら楽勝

本当のことなんか俺ら二人しか知らない
もっかい寄り添うとこんなにぬくもり感じる
本当は俺ら二人まだ何にも知らない
いっぱい寄り添うと本当に繋がった気がする

こっちこい 抱きしめたるから
少しの涙は我慢やぞ こっちこい こっちこい
行ってこい 大丈夫

俺ん家アメ村の端 娘と歩く堀江から四ッ橋
こいつはパパの古い友達 こんにちは
ほらよろしくって言いな いつも連れてく刺青屋
大好きな絵触らせてもらいな
行こう次はスニーカー屋
今日はママのプレゼント選びな

ネオンの御堂筋 12月銀杏並木眺めて
ふたつの白い息 消えれば思い出に変わってく

こっちこい 抱きしめたるから
いつもの笑顔見せてくれよ こっちこい こっちこい
行ってこい 大丈夫

本当は君のことまだ何にも知らない
こっから先の未来を守れるかもわからない
いったいどれほど側にいられるかもわからない
いっぱい寄り添うほどに繋がってく気がする

こっちこい 抱きしめたるから
優しいお前のままでいい こっちこい こっちこい
行ってこい 大丈夫
いつでもお前を想ってる どこに居たって
一人じゃない
行ってこい 行ってこい 行ってこい 大丈夫
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