やさしい瞳

花が咲いた 音もたてずに私の庭に
あの人の笑顔だけ見つめている花
何気なく口ずさんでくれた
あのメロディー
大好きな 片思いの唄でした
夏の風鈴ゆれて すだれの陰 私黙りこむ
白いTシャツに 汗の匂い
青い空と似合ってた
やさしい気持ち伝えたい
やさしい瞳になりました

草の香り 川原を包む花火の日に
目をとじて あの人をひとり待っている
目の前で 好きといってくれなくてもいい
でも 今は道に迷わないでね
町の夕暮れどきは
無口な色まざりさびしくて
七色の絵の具 きっと二人
夢をいつかぬりわける
やさしい気持ち伝えたい
やさしい瞳になりました
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