未来へと…

見上げた空に 小さく光る
都会の星を数えて
遠く離れた町 胸によみがえる
打ち上げ花火 揃いの浴衣
少し背伸びをした夏

みんな元気ですか
ひとり つぶやいた

この都会で生きてゆくの
あの町に 届くように

さみしい時も 泣きたい夜も
ふるさとがある

桜並木 走り抜けて自転車で通ったあの道
ときめく あの頃
未来へと…紡いてゆく

水辺に映る茜の空と
優しく揺れる秋桜
冷たい風が吹く落ち葉の公園

四季折々に私の中に
その景色がちゃんとある

みんな元気ですか
どうしていますか

この都会で生きてゆくの
迷わない 夢叶うまで

悲しい時も 眠れぬ夜も
ふるさとがある

白く染まる 静かな駅 マフラーに顏を埋めた
忘れぬ ぬくもり
未来へと…紡いてゆく

時が流れ変わりゆく季節の中で
私は私の未来へと 歩んでゆく
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