ふんすい

せみがジンジン ないている
とってもあつい まちのなか
ふんすいが白い てをあげる
すずしい顔を ひからせて
あんなにぼくらを 呼んでいる

せんこう花火も たきました
あついお部屋で ねむるとき
ふんすいだけは ねむらない
そっとすずしい 音たてて
ぼくらの夢を ひやすでしょう
×