夜明け前、虹が差す

もう少し早く 気付いていれば
君がいなくなることもなかったのかな
迷いは置いていくって決めたけど
少し後悔するくらいは 許してよ
いつまで経っても 強くなれないまま
自分だけが足りないなんて 悔しくてさ

放つ魔法の言葉 響く透明なノイズ
その向こう 突き抜けて
掻き分けて進め 光差す方へ
まだ夜が明ける前 駆け出して見つけに行く
まだ僕の知らない世界を

いつもより少し眠い朝も いつか大事に思う日が
来るんだろうな
どこまで行っても 追いつけないまま
サヨナラも言えないなんて 不条理を確かめて
ドアを引く 透明なノイズ
雑音 揺れた 視界 交わす 対岸の景色

歌え真昼の讃歌 滲む照明が落ちる その向こう 口付けて 最果てへ進め
光差す方へ まだ夜が伸びる前
駆け出して見つけに行く まだ僕の知らない
世界の理 描くよどこかに 七色で

歌え真昼の讃歌 滲む照明が落ちる その向こう
口付けて 最果てへ進め 君がいない方へ
まだ夜が終わる前 立ち止まって振り返る
まだ僕は知らない

放つ魔法の言葉 響く透明なノイズ
その向こう 突き抜けて
掻き分けて進め 光差す方へ
まだ夜が明ける前 駆け出して見つけに行く
まだ誰も見たことがない 鮮やかに広がる
世界を 世界を
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