茶色い帽子

冷たい木箱に腰をおろして
見えないものを見ようとするけど
きっと何も見えないんだ
でも夢って欲しいね

いつか雪が降り川が凍るとき
君のあの声がきっと聞こえるだろう
でも待てないそんなにながく
淋しいおいらには

僕は黒い大きな帽子
君は茶色いかわいい帽子で
いつまでもいつまでも
抱き合っていようよ

強がりばっかり言っていたけど
退屈なゲームはこれでおしまいさ
朝には知っておくれ
ゲームって嘘だって

夕陽がどんなに淋しいものかを
あの時僕ははじめて知ったのさ
でもとっても好きなんだ
いっしょに見に行こうよ

僕は黒い大きな帽子
君は茶色いかわいい帽子で
いつまでもいつまでも
抱き合っていようよ
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