崩壊の前日

直立不動のビルの隙間から
入道雲が動きだし
白い世界が広がれば
誰もがみんな変わってしまう
私は熱いコーヒー飲んでる
サテンの窓の2階より

これ以上の怒りを放り投げて
無理矢理私も知らん顔
手の中で独り積み木遊びを
やっては壊し笑っていたよ
私はにがい明日を知ってる
いつもと同じ独り芝居
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