月の上に腰かけて

西の空に夜が 鳥を帰してく
むせかえるような熱を アスファルトに残して

人の波に押され 歩き疲れたら
とりとめのないメロディー くちづさんでみようか

瞳に抱いた夢
かなわない 痛みを胸に
今日が終わるから

月の上に腰かけて
星くずを飲みほそう
思い出が輝くまで
一晩中さわごう

同じ船に乗って 時間(とき)に流されても
失くせないものがあると ぼくらは信じてる

誰かを傷つけて
せつなさ やるせない気持ち
分かりあえたから

月の上に腰かけて
光る影見送ろう
あの頃と同じように
他愛ないこと話そう

月の上に腰かけて
星くずを飲みほそう
思い出が輝くまで
一晩中さわごう

耳をすましたなら 歌があふれてく
なつかしいあのメロディ くちづさんでみようか

Na Na Na…
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