SPA NOVA ~Love伊豆Over~

茜に染まる季節はいつか君と行った旅を思い出す
もう君はそばにいないのに
1人旅に出た僕はこの世で一番切ない
悲劇のヒロインみたいだ 僕はもう帰らないよ

消し忘れてた君の写真 無邪気に笑い過ごした日々
僕の時計はあの日からずっと止まったままなのに
君の姿探してる温泉街

嗚呼 君に会いたいんだ
こんなに想っていたのに 街行く人に君の面影重ねて
どんなに想っていたって もう君は此処にいないんだ
思い出の欠片ばかり 探してる

夏の夕日が沈んで 街に灯りが灯る
あの日と同じ匂いだ 何も変わらないじゃんか

洗い流せ汗も涙も赤くなるまで擦ってやれ
シャンプーが少し目に染みただけ 涙なんか流すかよ
君の姿見当たらない温泉街

満天の空見上げた暖かい湯船やさしくて
堪えてきたもの全部溢れてしまいそうで
湯けむりどこまでも高く昇れ 僕の姿隠れるくらい
そしたらこっそりここで泣いていいかい

誰にも渡したくない 君は僕だけのSupernova
一人むなしく恋焦がれてただけ
Love 伊豆 Over 風呂魔術で今夜だけ幻見せてよ
恥ずかしそうに笑う君にまだ逆上せていたいのに!

嗚呼 君に会いたいんだ
こんなに想っていたのに街行く人に君の面影重ねて
どんなに想っていたってもう君は此処にいないんだ
思い出の欠片ばかり探してる
×