夢がらす

おぎゃあと生まれて 地団駄踏んで
なんで今頃 恋の春
忘れかけてた こころの火花
咲かすおまえに 惚れたのさ
捨てちまえ 過去なんか
俺が日の出を 見せてやる

流れて一匹 浮き草暮らし
ボロも錦の 心意気
肌を射すよな 世間の風も
おっとどっこい 跳ねかえせ
泣くがいい 思い切り
俺のでっかい この胸で

この手をはなすな 余所見はするな
信じあうのが ルールだぜ
絆ひとつで 夜明けも近い
啼いて知らせる 夢がらす
幸せを いつまでも
俺はおまえに 灯すのさ
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