最終便にまにあえば

長い髪をほどいている
今夜の君にふいをつかれて
煙草を持つ手思わず止まる Ah
激しい雨、外は

薬指の指輪はずし
僕の指にそっとはめてみる
おどけている君の顔が
哀しさましてる

最終便が飛び立つまで
苦い時間もてあましても
きつく抱いて目を閉じても
ぬいきれない後悔

“片手間に恋はしないの”
そんなつぶやきが胸をさして
らしくもなくふと気が付けば Um
煙草の火は落ちて

年より大人びてるのは
黒いスーツきっとそのせい
薄くひいたベージュのルージュ
口づけ誘うよ

最終便が飛び立つまで
息もつかずに愛しても
そんな熱い思いさえ
ぬぐいきれない後悔

最終便が飛び立つまで
苦い時間もてあましても
きつく抱いて目を閉じても
ぬいきれない後悔
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