Lie.

何時の間にか ブラウスの裾をもつ手を
たまに、少し 窮屈に感じてたけど

初めて借りたリップススティック
放課後の時間も
嫌いだった、この時も 全部

大好きなのは 弱い私も認めてくれた、君がいたから
大切なのは 教えてくれた、いろんな気持ち 少しの秘密

何となくね 2歩後ろの足音を
たまに、本当 退屈に思ってたけど

何気ない視線から
あどけない素振りも
苦しくて
声をのんだ あの日

悔しがるのは 軽い気持ちで君を離した 私の、この手
嬉しがるのは 鼻歌だけでその日の気分、見破れたから
楽しみなのは 映画じゃなくて、同じ場面で泣き、笑う君
今、欲しいのは 誰のでもなく、だんだん薄れてゆく 君の声

足下、散らばるのは
君に書いた手紙
「前みたく、友達で居させて」

大好きなのは 弱い私も認めてくれた、君が居たから
大切なのは 教えてくれた、いろんな気持ち 少しの秘密
楽しみなのは 映画じゃなくて、同じ場面で泣き、笑う君
今、欲しいのは 誰のでもなく、だんだん薄れてゆく 君の声
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