SUNDAY MORNING BLUE

汚れたベンチ
ストロベリーワイン
道端のサンディペーパー
小鳥たちもさびしそうさ
君がいなければ

冷たいニュース――毎日
小さな女の娘たち
食べかけのアップルパイ
まるでセンチメンタルな
プラネタリウムさ
君がいなければ

時々
何もかもがリアルじゃなく
見えてしまう時
時々
凍てついた心を君にかくしてしまうのさ
なぜだろう
なぜだかわからない

窓辺の天使
四文字言葉
寄りそう恋人たち
やがてこの街に冬が訪れる
君がいなくても

時々
夜が訪れて街の灯りがともる頃
時々
うつむいた心を君にかくしてしまうのさ
なぜだろう
なぜだかわからない

時々
すべてが何となく無意味に見えてしまう時
時々
凍てついた心を君にかくしてしまうのさ
なぜだろう
なぜだかわからない

汚れたベンチ
ストロベリーワイン
道端のサンディペーパー

世界はこのまま何も変わらない
君がいなければ
世界はこのまま何も変わらない
君がいなければ
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