燦燦と

褒められたことばかりやって生きちゃいないが
ここまでお笑いぐさが続けてくると泣けてくる

もう後はないのに まだ先は長いぜ
張り付く惨々を 惨々を 剥がしながら
凍てつくしんしんを しんしんを 捨てられないかと

くたびれたこんな顔じゃお前に会えやしない
お前の前ではいつもお前を包む俺でいたいのさ

まだ夜は浅いのに もうへなちょこさんだぜ
情けないへとへとを へとへとを 今日は眠らせ
いつかまた普通に 普通に 笑って会いたい

あの子には 暖かい毛布を
俺には 鋼のコートを貸してくれないか

褒められたことばかりやって生きちゃいないが
後ろ指を指される道も 歩いてきちゃいない

静かすぎる夜に 今は震えても
変わりなく燦燦と 燦燦と 陽は昇り
変わりなく燦燦と 燦燦と こんな俺にも
眩しく燦燦と 燦燦と 陽は差して
優しく燦燦と 燦燦と 陽は差して

今日が昨日の繰り返しでも
明日が今日の繰り返しでも
生きたおすぜ
生きたおすぜ
×