輝きの欠片

AH...

夕焼けに濡れた
坂道を駆けあがる
海が乾いた頬を
また湿らす

ソーダ水の泡は
とっくになくなってる
ガラスの波が光る
君もどこかで
走り続けてるかな
私と同じように

沢山の本当と
沢山のウソが
海風に漂ってる
少し伸びた髪
私、大人になったのかな
そうでもなかったみたい?

君といて 幸せだったよ
君といて 強くなれたよ
全てがキラキラきらめいて
世界を包んでた

もう一度また会えたら
大嫌いって言えるかな
もう一度また会えたら
大好きって言えるかな
God only knows

夜が隠した帰り道
ポツンと 私だけ
ぎこちない 足音だけ
追いかけ進むよ

特別な時間と
特別な想い
こぼれ落ちてしまったけれど
振り返ればほら
キラリ まだ光ってるから
また見つけだせるんだ

思い出は 波に流れて
未来が 見えなくなっても
光の欠片が またたいて
私を照らしてる

もう一度また会えたら
笑って声かけるかな
もう一度また会えたら
黙って離れるかな

I don't know

君といて 幸せだったよ
君といて 強くなれたよ
握った その手のぬくもりが
消えても 覚えてる

もう一度また会えたら
大嫌いって言えるかな
もう一度また会えたら
大好きって言えるかな
God only knows
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