ねっこ君

ホーララ ホーララ ホララ ホラララ
ホーララ ホーララ ホララ ホララ ちゃんと根もはもあるはなし

あ~あー オレのなまえは ねっこ君 (ねっこ君)
めったに お目にかかりは しないけど (しないけど)
聞いてください どの木の下にも 根があって (すごーい)
ふんばって (ウ~ウッ!) いるんです
それ ドコドコドッコイ (ドコドコドッコイ) ムクムクムクっとね
「ねっこく~ん!」「はいよー!」

あ~あー 春夏秋と はたらいて (はたらいて)
真冬の 寒さはすこし しみるけど (しみるけど)
落ち葉もおちて 枯れ枝だらけの ふとい木を (たいへーん)
オレひとり (ウ~ウッ!) 支えます
それ ドコドコドッコイ (ドコドコドッコイ) ムクムクムクっとね
「ねっこく~ん!」「はいはーい!」

あ~あー ゆうべモグラが 言っていた (言っていた)
ちかごろ 森がすくなく なったとか (なったとか)
いちどきったら モモクリ3年 カキ8年 (ながーい)
長いこと (ウ~ウッ!) かかります
それ ドコドコドッコイ (ドコドコドッコイ) ムクムクムクっとね
「ねっこく~ん!」「はいよー!」

南の国から 北の国 ねっことねっこが つながって
地球は がんじょうになるのです (ハイ!)
手前味噌では ありますが (ありますが)

そりゃ おれだってね たまにはゆっくり外に出て
ピッカピッカのお日様に あたってみたいなーって
夢に見たりもするんです
でもねー 誰にもそれぞれ 持ち場があって
オレがデーンと どん尻にひかえていなけりゃ
木のテッペンが スクスクと空に向かって
伸びて行けないじゃ ありませんか
スクスク スクスクってねー!

あ~あー オレのまわりでねむってる (ねむってる)
かわいい 草木の種や 虫の子も (虫の子も)
やがておもてで ひと花さかせて くれるはず (はーい)
春はもう (ウ~ウッ!) すぐそこです
さあ皆さん (さあ皆さん) がんばりましょう
それ ドコドコドッコイ (ドコドコドッコイ)
あ ドコドコドッコイ (ドコドコドッコイ) ムクムクムクっとね
「ねっこく~ん!」「はいよー!」
「ねっこく~ん!」「はいはーい!」…
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