そして僕は部屋を出た

そして僕は部屋を出た
泣いてる君を残して
ざわめきや光が
たたずむ僕を包み
からっぽの心 擦り抜けていく
今頃君はどうしているだろう

思い詰めたあげくの
化石のような言葉が
二人の間に
無造作に転がった
君のてのひらが僕の頬をぶつ
それから僕等黙って俯いた

男らしく君を抱き締めるだけで
わかり合えていた
僕等の愛が始まった頃を
思い出してる

Hallo again もう一度
Hallo again もう一度

いつも僕等は
素敵な日々を送った
寂しさや痛みに
目をつぶって過ごした
だけど本当に苦しんでいる
そんな時こそ一緒にいるべきだった

まだ間に合う 冷めた心を燃やし
君に恋したい
僕の願い そして君の思い出を
取り戻せたら

そして僕は部屋を出て
ドアにもたれうずくまる
君は部屋の中
僕を待ってくれてるのかい
背中合わせにドアにもたれた
ごめんよ その一言が言えないままで

Hallo again もう一度
Hallo again もう一度
×