THE REQUIEM

疲れも見せず 微笑んで
お前の歌は はずんでいた

遥(はる)か昔 少年の時代をともに感じた
無邪鬼な風のように

心地良い懐かしさも ほんの仮り染めか

いざ歌わん 涙の代りに
もう還らない 我が同志(とも)の歌を

別れを告げるすべもなく
運命の時は突然に

失う時初めて その輝きに気づいた
恋人たちのように

お前が教えてくれた 歌はここにある

さあ歌おう お前を描いて
生まれ変わるまで さらば我が同志よ

初めて会ったその夜に 命 閉ざすとは…

ただ歌おう お前の代りに
もう還らない我が同志の歌を

さあ 眠れよ 祖国の大地に
生まれ変わるまで さらば我が同志よ
×