はてしない空

誰が空を青と決めたの?
いつからわたしを見てたの?
憂いさえふくんだその青で
わたしのいたみ包んで消して

こわれかけた時計の病身
必死に時を刻もうと
なにふりかまわずもがいてる
それはそれはけなげに

はなれかけたあなたのこころ
必死に取り戻したいのに
始まる前から終わりがこわくて
たった一歩もふみ出せない

どこまで空は続いてるんだろう?
どこまでゆけば手が届くんだろう?
凍りついた心の雲は
はてしない空で泳げるのかな

あきらめることを知らぬ子供は
必死にまめだらけの手で
鉄の棒にぎり大地をける
それはそれはいちずに

いつからか意味もなく笑ったり
できるようになってしまった
見上げた空には絵本のように
青と白のマーブルだらけ

どこまで雲は流れるんだろう?
どこまで追いかけてゆけるんだろう?
夢を忘れた瞳はまた
はてしない空で輝けるのかな

誰が空を青と決めたの?
いつからわたしを見てたの?
憂いさえふくんだその青で
わたしのいたみ包んで消して

どこまで空は続いてるんだろう?
どこまでゆけば手が届くんだろう?
凍りついた心の雲は
はてしない空で泳げるのかな

どこまで雲は流れるんだろう?
どこまで追いかけてゆけるんだろう?
夢を忘れた瞳はまた
はてしない空で輝けるのかな
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