パダム・パダム

生まれた時から 私の心に
昼も真夜中も 聴こえるあの音
時には わけもなく 私を狂わせ
怪しくつきまとう 時には
叫びが遮るあの音

パダム パダム パダム 私を追いかけて
パダム パダム パダム 思い出せとささやく
パダム パダム パダム 街角にあふれる
その日限りの誓いと くちづけの音

恋人のことを思い出せという
胸の傷あとに涙をそそげと
私に刻まれた 喜び悲しみ
昔の足音が奏でる一節 恋の喜劇を

パダム パダム パダム 祭りに口説かれて
パダム パダム パダム 約束したけれど
パダム パダム パダム 街角にあふれる
その日限りの誓いと くちづけの音

おそいくるあの音
つきまとうあの音
苦しみはあとまで
胸に残して心の鼓動 うたうよ
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