綺羅星

ああ こんなに触れる肩が愛しい
ああ 睫毛を濡らす雨も今はこんなに愛しい

向きを変えた風のにおいと
この霧雨も名残り惜しいけど
晴れ渡るその暗闇は 何も言わないで

満天の星 夜空から降り注ぐ無数の綺羅星よ
今宵はふたりの為 奏でるメロディーを
歌っておくれ 届けておくれ
ふたりに永遠の歌を聞かせておくれ

ああ まどろむこの温度が麗しい
ああ いつでも寄りそうだけのふたりだから

君を染めた夕陽の色と
私の髪を爪操るその手に
しがみつきたくなる理由を どうか聞かないで

囁き交した言葉からこぼれる手作りの綺羅星よ
今宵こそはふたりの手をとり
ダンスを踊っておくれ 誘っておくれ
ふたりに永遠の夢を見させておくれ

満天の星 夜空から降り注ぐ無数の綺羅星よ
今宵はふたりの為 奏でるメロディーを
歌っておくれ 届けておくれ
ふたりに永遠の歌を聞かせておくれ
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