二人の目覚まし時計

その目覚まし時計に やっと手を伸ばしたら
「今日は日曜…」そんな幸せは今 どこにあるんだろう

ねえ…今年もまた 季節が過ぎてゆく
きっとあなたは スノーボードも片付けないまま

そう…春になっても
あの日の 部屋の中には
私の胸にも 仕舞いきれない想い出があるの

階段に冬が来て 水道も冷たくて
指がかじかむ… そんな想い出がなぜ温かいんだろう

ねぇ…今でもまだ トーストかじりながら
書類見てたり ネクタイ探したり 相変わらずなの?

そう…いつも朝は 忙しさに紛れて
オレンジジュースの 酸っぱさと甘さでケンカしたあの頃

悲しいこともいつか 笑えるようになったら
お互いの胸に 許し合えることばかり…いくつあるんだろう

一つ先のバス停までの未来…渋滞
時を無駄使いしながら

何気なく過ごした日々を 幸せに思えたら
つまんないことや 退屈だった時間さえ 愛しさになる

その目覚まし時計に 二人手を伸ばしたら
「今日は日曜…」そんな幸せは今 どこにあるんだろう
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