きらめきを夢みて

群青に揺れる街並み 今日が静かに終わってく
ガラス窓写る横顔 「大丈夫だよ」って微笑みかける

時間の中で手放してきたもの
いくつもあった だけど残った
確かなものがあるから

歩いていくんだ
これからも この道を この足で
歌っていくんだ
よろこびを ときめきを この声で

目を閉じれば君の笑顔がある
だからもう迷わない

足早に過ぎる人波 取り残された気になるけど
「寂しくないよ」の強がり 自分らしくて少し笑える

心の奥がきゅっと軋(きし)むときも
いつかの決意 忘れないよう
胸のリズム確かめて

ふいに頬(ほほ)をかすめた宵風(よいかぜ)が
「それでよかったのか?」と問いかける
これでいいんだ ここがいいんだ

夢みているから
あの頃と変わらずに きらめきを

歌っていくんだ
よろこびを ときめきを この声で

目を閉じれば君の笑顔がある
だからもう迷わない

僕はもう迷わない
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