一日の終り

一日の終りに 口ずさむ歌は
悲しみくれた 深いため息
冷たいベッド しみだらけの壁
指のひとつも 動かせないまま
ああ誰が なぐさめの言葉を抱くものか
ああ誰が いかした女を 欲しがるものか

生きて行くことは 淋しいことさ
誰も俺らに ふりむこうとしない
心の底には みんなと同じ
やさしさもあると 教えてあげよか
ああ誰が なぐさめの言葉を抱くものか
ああ誰が いかした女を 欲しがるものか

目につくものは いつわりばかり
うすっぺらな話に あいそ笑い
今日の言いわけに 明日も違うのかい
ため息の向こうに 明日が見えるかい
ああ誰が なぐさめの言葉を抱くものか
ああ誰が いかした女を 欲しがるものか

ああ誰が なぐさめの言葉を抱くものか
ああ誰が いかした女を 欲しがるものか
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