マリーへの伝言

マリー 俺を呼ばないでくれよ
後ろ髪 ひかれるなんて まっぴらさ
マリー もう追わないでくれよ
俺はもう一人きりで行っちまうのさ
隣りの部屋じゃ どこかのカップルが
昼間から熱くよろしくやってる
だからって 俺達がこれ以上
続けてる理由はないだろう
君がイライラと歩き回るしぐさも
くだらない冗談も 今となっては愛しいさ

マリー 俺を呼ばないでくれよ
後ろ髪 ひかれるなんて まっぴらさ
マリー もう追わないでくれよ
俺は一人きりでやりなおすのさ
朝が来たなら 素顔にキッス
お前の寝ぞうの悪さにある晩
ベッドから転がり落ちて
頭を打って やっと気づいたのさ
自由になることをむなしく祈って
この夏を無駄にしたくはないさ ああ マリー


とびきり上等のバカは俺らで
身の不運と あきらめていたのさ

マリー いつもの御機嫌とりも
お前のお守にも 疲れたのさ
マリー もう追わないでくれよ
俺はもう一人きりで行っちまうのさ
恋は盲目 バカまる出しで
お前に惚れてた 俺らだけど
目をさまして マリー聞いとくれ
心はもう うつろでカラッポだよ
マリー もう泣かないでくれよ
俺は行っちまうよマリー
さよならさ
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