心の手紙

拝啓 この場所からもう何度目の手紙になるのでしょうか
花を揺らす風が季節の移ろいを知らせている

相変わらず何もかもが望みどおりにいかないけれど
少しはあの時より強くなれてますか?

空にかかげた夢は雲のように
流れ去ってしまうけれど
一歩ずつ踏みしめれば
あなたの心に近づいていく

どんなにささやかでも手に入れた温もりが大切だから
凍えそうな夜にそっと抱き寄せて

今もこの足跡を隠すように
日々は降り積もっていくけれど
朝の光浴びれば
あなたの心に触れたような気がする

空にかかげた夢は雲のように
どこかに行ってしまったけれど
この場所を踏みしめれば
あなたの心が解ったような気がする
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