田舎道の唄

はるかに続く田舎道を
今日も一人で歩いてる
まぶしい日射を背にうけて
今は歩くだけ
拡がる空には白い雲が
大地見下し流れてく
やさしい影を創りながら
故郷に住むやさしい友よ
いつか君に話そう
私が見ているこの青空を
必らず話そう

遠く拡がる黄昏に
今日も一人で眼をとじる
捨てて来た日々を
もう一度思い出すために
私の心に見えない文字
きざんで行ったあの人に
めぐり会うまで
さまようだけ
故郷に住むやさしい友よ
いつか君に話そう
私の旅と出会った人を
必らず話そう

故郷に住むやさしい友よ
いつか君に話そう
私が見ているこの青空を
必らず話そう
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