雨の鎮魂歌

悲しい噂をきいたとき 思いあたる気がしたわ
やさしすぎるあなたこわくて
いやな予感がしてたの
僕がそばにいないと だめな子なんだよ
私だってひとりじゃ だめなただの女よ
雨が素肌までぬらせば
恋も流してくれるの
どうかもっと強く降って
涙枯れるまで

誰か来るたびにふりむいた 待ちあわせの喫茶店
遅れがちのあなたを待って
胸ときめかせたものよ
決して君を嫌いに なったわけじゃない
いいのなぐさめないで よけいつらくなるわ
愛は何故消えてしまうの
時は何故もどせないの
雨よもっと強く降って
全て忘れるまで

一人ずぶぬれのまま 街をさまよえば
過ぎた日のやさしさが 数えきれないほど
雨よ音をたてはげしく
全て流してしまって
あれは若い日の夢だと
いつか思えるまで

雨よ(Let me know why it's to be over)
全て(Some kind of a dream I just made up)
あれは(It will be old days to remember)
いつか思えるまで
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