この道

木漏れ日が 柔らかく
まなざしに ふれる日は
落ちたばかりの木の葉も
まだ命の片端

誰だってひとりでは
気づかないことがある
あなたがいたそれだけで
季節までも巡る

迷い悩み分かつ日々も
ふりむけばなんてわずか

この道の向こうに どんな空があるのでしょう
どこまでも歩いてみたい
いまはまだ見えない どんな明日あるのでしょう
いつか見てみたい 見てみたい

北風に 散るまいと
小枝にも 花が咲く
人の心の脆さを
嗤(わら)っているみたいに

放したくないもので
ふさがれた手のなかに
ひとつしかないものがただ
ひとつでもあればいい

思いの縁(ふち)をあふれだす
やすらぎは水のように

この道の向こうに どんな虹が架かるでしょう
どこまでも探してみたい
ふたりなら広がる どんな明日あるのでしょう
いつか見てみたい 見てみたい

この道の向こうに どんな空があるのでしょう
どこまでも歩いてみたい

いまはまだ見えない どんな明日あるのでしょう
いつか見てみたい

ふたりなら広がる どんな明日あるのでしょう
いつか見てみたい 見てみたい
見てみたい
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